オフィスの休憩室に流すBGMにヒーリングミュージックを選ぶメリット

公開日:2022/04/01  最終更新日:2022/04/21

オフィスで仕事をこなしていると、だんだんと集中力がなくなり、気分転換をしたくなるものです。そんな時オフィスに休憩室があれば、ちょっと一息入れることができますが、心地よいBGMが流れていればさらに効果的です。ここではBGMに最適なジャンルの一つである、ヒーリングミュージックを取り入れるメリットについてご説明します。

ヒーリングミュージックとは?

ヒーリングミュージックとはその名の通り、癒し効果を得られる音楽のことですが、具体的にどのような音楽のことをいうのでしょうか。

癒しとはリラックスといい換えることもできますが、リラックスできる音楽の種類は人それぞれで、好みの音楽を聴いているときにはそれがどんなジャンルであってもリラックスをもたらします。人によってはダンスミュージックを聴いているときが最高のリラックスタイムだということもあるでしょう。

しかしながら、ダンスミュージックはうるさいと感じる人もいます。ここでいうリラックスできるヒーリングミュージックとは、誰が聴いても心地よく、癒しをもたらしてくれる音楽を指します。ゆったりしたテンポや静かで美しいメロディ、ハーモニーが特徴で落ち着いた空間を生み出してくれる音楽です。

また、人間の脳や身体に直接的に働きかけて癒し効果をもたらす特定の周波数が含まれているものも多く、このことは他にはないこのジャンルの特徴といえます。それではここで、代表的なヒーリングミュージックをいくつかご紹介しましょう。

イージーリスニング

1950年代から1970年代に人気を博した気軽にくつろいで聴けるPOPミュージックです。オーケストラで演奏されることが多く、ゆったりとして奥行きがあり、豊かな雰囲気が漂います。

ニューエイジミュージック

1970年代以降にヒッピー文化の影響を受け継いで生まれた、精神世界とのつながりを重視した音楽です。瞑想や音楽療法に取り入れられることも多く、リラックスを越えて鎮静へと導くような、静かで深遠なイメージが特徴です。

自然音楽

波の音や鳥のさえずりといった自然界の音をそのまま取り入れた音楽です。心地よいゆらぎのあるその音色は、目を閉じれば、まるで自然の中にいるかのような癒しをもたらしてくれます。他にもミニマルやアンビエント(環境音楽)など、ひと口にヒーリングミュージックといってもいろいろな種類があり、好みや目的によって、多くの人にさまざまなシーンで聴かれ、活用されています。

ヒーリングミュージックが脳に与える効果

ヒーリングミュージックを聴くことにより、癒しとリラックスがもたらされますが、心の状態がリラックスしていると身体にもよい反応が現れます。ここではヒーリングミュージックが脳に与える影響についてご説明します。

脳からは、その状態によって異なった周波数の脳波が発生しますが、心がリラックスしている状態のときは脳からはαという種類の脳波が出ています。α波は眠っている時と起きている時の中間くらいの状態で発生する脳波で、集中力が高まっている時などにも発生します。

このα波が出ている時は、身体のあらゆる機能を調整している自律神経のうちリラックス状態を司る副交感神経が、緊張状態を司る交感神経よりも優位に働きます。この状態ではリラックスや安心感、幸福感につながるホルモンが分泌され、このことがまた脳からα波を発生させるという好循環につながるというわけです。

また、α波以外に注目すべきものに、現在でほぼ使われなくなった古代の音階、ソルフェジオ周波数があります。あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、簡単にいうと、人体の周波数を本来の理想の周波数にリセットできる特定の周波数のことです。

ヒーリングミュージックには波の音のような心地よい自然界の揺らぎに近い1/fゆらぎが含まれているものがたくさんありますが、それだけではなく、このソルフェジオ周波数を取り入れているものあります。

人の臓器は元々固有の周波数を持っていますが、現代人は強いストレスや生活習慣の乱れから、この周波数が乱れがちです。そこで、ソルフェジオ周波数を含む音楽を聴くことにより波動の共鳴が起こり、この乱れを修復し体調が整うというわけです。

ソルフェジオ周波数は9種類あり、その中でも中心的なものが528Hzです。528Hzは過剰なストレスなどでダメージを受けた細胞のDNAを修復する効果があり、奇跡の周波数とも呼ばれています。528Hzの他には、心の安定を促す174Hz、自然治癒力を促して心身を正常に戻す285Hz、恐怖や不安といった負の感情から解放して心を軽くする396Hzなどがあります。

ヒーリングミュージックには、単にリラックスするだけではなく、このように、脳や身体にさまざまな好影響を与える要素が含まれているということがおわかりいただけましたでしょうか。

オフィスの休憩室に流すBGMにヒーリングミュージックを選ぶメリット

オフィス内において限られ時間と空間で集中して仕事をこなすことは、脳に負荷をかけフル回転で使っている状態といえます。中にはマルチタスクを同時進行でばりばりこなしているという人も多いのではないでしょうか。そんな場合はなおさら脳に負荷がかかっています。

さらに人間関係や、パソコンの長時間使用などによるストレスも加われば、仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼすことでしょう。効率よく仕事を進めるには、やはり気分転換や休息も必要ですよね。そんな時に取り入れたいのがヒーリングミュージックです。

オフィスのBGMとしてヒーリングミュージックを取り入れる場合は、その特長からリラックス効果を最大限に得られる場所が望ましいといえます。そこで注目したいのが休憩室です。ランチタイム以外にもちょっとした休憩や息抜きに使える休憩室は、1日の仕事をむらなく効率よくこなすために利用価値の高い場所です。

落ち着いた空間でこそその効果を発揮するヒーリングミュージックは、脳をフル稼働させている仕事場よりも休憩室で流れている方が効果的といえるでしょう。それでは、休憩時にヒーリングミュージックを聴くことによる具体的な効果を見ていきましょう。

ポイントとなるのはリラックス時に優位にはたらく副交感神経の作用にあります。人体のあらゆる機能は、自分の意思ではコントロールできない自律神経の働きによって、緊張と弛緩を行ったり来たりしながらバランスが保たれています。自律神経のうち、ONモードを交感神経が、OFFモードを副交感神経が司っていていますが、仕事中はONモードですので交感神経が優位な状態です。

いわゆる戦闘状態ですので、筋肉、神経、血管、呼吸、血圧といった機能がフル回転で頑張っています。当然この状態が続くと消耗してしまいるため、副交感神経でバランスを取りたいところです。しかし、血圧を下げようと思っても下げられないように、厄介なことに自律神経は自分の意思でコントロールが効きません。

そこで活躍するのがヒーリングミュージックというわけです。ヒーリングミュージックを聞くと気分が落ち着くだけではなく、副交感神経を優位に働かせることができるので、身体をOFFモードにすることにもつながります。筋肉や血管も緩み、血圧も下がり文字通り心身共にリラックスできます。

また、胃腸の働きが活発になるのでランチやおやつとの相性もよく、仮眠をとりたい場合も入眠しやすくなるので、いいことずくめです。BGMにヒーリングミュージックを取り入れた休憩室をうまく利用すれば、上手に心身を休ませることができ、1日の仕事のパフォーマンスをいい状態でバランスよく保つことができるでしょう。

オフィスの休憩室との相性がいいBGMはヒーリングミュージック以外にも!

オフィスの休憩室のBGMには、なるべく誰もが心地よく聴けるものを選びたいですね。その点ヒーリングミュージックなら、好みとは関係なく誰の邪魔もせず心地よさを提供してくれるジャンルといえますが、それ以外にもBGMに適した音楽はあります。

ゆったり落ち着いた雰囲気、1/fゆらぎや周波数といった要素とともに、歌詞がないことも選ぶポイントとなります。歌詞が聞こえるとつい耳で追ってしまい、OFFモードに切り替える際の障害となってしまうため、できれば避けたいところです。その点からは、歌詞付きの場合は外国語の方が適しているといえるでしょう。

ここではヒーリングミュージック以外で、オフィスの休憩室のBGMに適した音楽の一例をご紹介します。気になるジャンルがあればぜひ取り入れてみてください。

クラシック

古くから多くの人々に親しまれてきたクラシックは、α波の発生を促す1/fゆらぎを多く含む楽曲が多く、リラックスするには最適のジャンルの一つです。中でも「モーツァルト効果」で有名なのがモーツァルトの楽曲で、脳の活性化や仕事の効率アップに効果的であるとされています。

ジャズ

仕事の合間のひと休みには、リラックスし過ぎる音楽よりも、程よい覚醒が感じられる方がよいという場合もあるでしょう。そんな時にはジャズがおすすめです。ジャズはひとつの楽曲の中に、音量の変化や多彩なリズムの変化があるため、落ち着いたムードながらも変化に富んでいて、ちょっと気分転換したい時などに向いているといえます。

ボサノバ

カフェなどでもよく耳にするボサノバは、ささやくような歌声とビートのシンコペーションによる揺らぎが特徴の、ゆったりとしたブラジル音楽です。海に面したリオ・デ・ジャネイロで生まれたこの音楽は、さざ波のような揺らぎも感じさせてくれます。

このようなジャンルであれば、一定のリラックス効果は期待できますが、大きな音で流れていたとしたら落ち着きませんよね。このことからわかるように、音楽の種類だけではなく、心地よいと感じる音の大きさや休憩室の照度、温湿度などの環境が整えば、ヒーリングミュージックの効果はより大きくなるといえるでしょう。

 

今回はオフィスの休憩室のBGMとして、ヒーリングミュージックを取り入れるメリットについてご説明しました。ヒーリングミュージックを聴いてリラックスすることが、フル稼働している脳や身体を休めることになり、仕事の効率化やパフォーマンス向上につながることがお分かりいただけたと思います。ぜひあなたのオフィスでも、BGMとして取り入れることを検討してみてください。

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